20代の頃、私は出世したかった。上司から評価されたい、責任ある仕事を任されたい、給料も上げたい、同年代より早く昇進したい。そんな気持ちが強かった。
仕事は大変だったが、それ以上に成長することが楽しかった。残業もそれほど苦ではなかった。むしろ頑張っている自分が少し誇らしかった。
ところが40代になった今、仕事に対する感情が少し変わっていることに気づいた。朝起きて最初に考えるのは、「今日は定時で帰れるだろうか」ということ。若い頃の自分が聞いたら驚くかもしれない。出世したかったはずなのに。もっと上を目指したかったはずなのに。
なぜこうなったのだろう。理由はいくつかある。
まず体力だ。認めたくはないが、20代や30代前半の頃とは違う。一晩寝れば回復した疲れが残る。休日も完全には回復しない。無理が効かなくなった。
次に責任が増えた。役職が上がれば楽になると思っていた。しかし現実は違った。自分の仕事だけやれば良かった頃より、部下のこと、上司のこと、部署のこと、会社全体のこと。考えることが増えた。責任が増えた。
そして気づいた。自分は出世したかったのではなく、安心したかったのかもしれない。給料を上げたかったのも、役職が欲しかったのも、結局は将来の不安を減らしたかっただけなのではないか。
ところが現実は違った。役職が上がっても不安は消えない。給料が増えても安心は続かない。むしろ年齢を重ねるほど、老後や健康や家族のことが気になってくる。
最近、副業を始めたのもそんな理由からだ。お金が欲しかったのもある。でも本当は、会社以外の世界を持ちたかった。会社だけに依存している状態が怖くなった。
🐯 「会社だけ」から一歩抜け出す準備を
定時に帰りたいと思ったとき、僕が始めたのが副業でした。3年は0円でしたが、まず作業環境から。手取り28万・40代の僕が「副業初心者がまず揃えたい在宅デスク一式」を楽天ROOMにまとめています。
だから少しずつ行動している。楽天ROOM、ブログ、SNS発信、AI活用。どれもまだ大きな成果は出ていない。正直、失敗の方が多い。それでも以前の自分より前向きだ。
なぜなら、出世することだけが人生じゃないと気づけたから。定時で帰りたいと思う自分を責めなくなったから。疲れたと思う自分を否定しなくなったから。
40代は諦める年代ではない。ただ戦い方を変える年代なのだと思う。若い頃のように体力で勝負するのではなく、経験と知恵で前に進む。会社だけに頼るのではなく、少しずつ自分の可能性を広げていく。
もし今、昔ほど仕事に情熱を持てなくなった自分に戸惑っている人がいたら伝えたい。それは成長が止まったのではない。見える景色が変わっただけだ。
私もまだ模索中だ。それでも今日も少しずつ前に進んでいこうと思う。
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